前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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楠椿槙の大樹や露時雨

M36

当時、季題に「露時雨」はなかったようだ。はじめて熟語が使われている。

楠、椿、槙の大樹らが空が見えなくなるほど茂っていて、或時、その森の中に時雨がどっと降って来た。それが時雨ではなくて、大樹にこもった露であった、という驚き。
ここには宇宙的な空間の感触、自然の響がある。

高浜虚子は当時小説を唱えていたが、大正二年に俳句に復活、昭和二年に有季定型を唱えた。その虚子がこの句を「秀れた一句」と絶賛しているが、やはり、注目しておかねばならない一面である。
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