前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

屯して烟上げゝり菌山

M38

散文としては、

人が屯(たむろ)して火を焚いて煙上げてるここはキノコ山だよ

としておこうか。
この句の場合も、前半の三三七拍子的な一気に読めるリズムが、キノコ山をちょっとした驚きとして提出している。このように形が整って俳句は一つの格調、落ち着いた風貌をも伴うもの。
そして、以降の有季定型(昭和二年)などの、範疇の成立ともいえる。このことが、短詩の大きい視野を失う陥穽とも働いたことを見落としてはならない。
いつも人々は難解なものより、安易に浸りやすいものなのだ。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。