前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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春雷やふるふが如き雛の壇

とつぜん落ちる春の雷を「春雷」という。そしてその雷の響きで震えた雛壇があるという、一つの状況―。この句も散文にすると、

春雷か落ちてゆれ動いた雛壇

程度になる。俳句にする時、「や」という切れ字での驚きの提示になったが、どうして直接的な表現でなくアイマイな「如き」を使ったのか?

しゅんらいやふるふがごときひなのだん

五七をアイマイにしながら下五「雛の壇」の発声を強めている、または、三三七拍子的に一気に前半を読ませることで、華麗な雛壇を新鮮に提示する手法。
なお短詩には、吃音も撥音も、リズムの強弱にかかわると知らねばならない。
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