前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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大空を宙に吹き飛ぶ野分かな

M38

大空を宙に飛ぶ野分は、当時誰にも捉えられなかったイメージだろう。碧梧桐は初期評論「俳句につきて」(M36)で、

宇宙の大理想を会得する詩人、最大美を悟る詩人にのみ刹那の感なしといわんや。

と書いているが、結局のところ、行っても行っても各ジャンル・・・短歌、俳句、川柳などの枠組みを設ける必然性がなかった。
最大美を語る刹那の感がある者は、最短詩形追究という人間の純粋さを自己内におく者と考えるほかなかったのだ。
碧梧桐の発言「古人の作倒に拘泥するに及ばぬ」「生気発動してはじめて俳句の天地」なども、大宇宙と対面したことで、振り向かないで行く、自分の道が開けていたに違いない。

野分も単に宙を吹き飛ぶ一風景に他ならない。
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