前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

蝦夷に渡る蝦夷山も亦た焼くる夜に

M40

北海道といわずに蝦夷といったというところに独自の味わい。アイヌが群れをなし、山野が原始のすがたを保ったころのイメージを思い浮かばせる。(中島斌雄)

渡道という昂ぶりが山焼く火という好素材を得て、まことによく出ている。当時の北海道は今日と比ぶべくもなく、はるけきものと思われたことだろう。しかもさいはての根室までの旅だ。蝦夷の空を真赤に染めた山を焼く火が感動の中に劇的にとらえられ、1句の音調の弾みとなって脈打っている。(大野林火)

碧梧桐は微細小局の写生句のみでなく、こうした壮大雄渾な浪漫的な句もよんだのである。(阿部喜三男)
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。