前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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空をはさむ蟹死にをるや雲の峰

M39

蟹が大きな鋏で空をはさんでいる、という絵画性が驚きだ。
そのリズム(実感、肉感)はむしろ、芭蕉が談林過程でよく見せたリズムといえようか。

│2  │2 │
│ソラ│を○│(4)

等時拍で上五「そらをはさむ」を読む時、

│4     │4     │4     │
│はさむ○│カニしに│をるや○│

その四拍子でつなぐリズムが、「や」という小休止をおいて、下五「くものみね」を別の関係にする。つまり、

│4     │4    │
│クモの○│ミネ○○│

と、コトバ「雲の峰」をつよく提示する。それはリズムで読む時に、内容とか意味を変貌させる要素となったといっていいもの。

*雲の峰は積乱雲、入道雲と等しい雲の状況のこと。


*空をはさむかに死にをるや雲の峰
http://pirkashow.blog63.fc2.com/blog-entry-57.html
*クウをはさむかに死にをるやクモのミね
http://pirkashow.blog63.fc2.com/blog-entry-58.html
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