前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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掛乞や金庫は空と見てのけぬ

M35

掛乞は、掛を乞うこと、支払日を月末にまとめるなどの方法。
日本には大不況が訪れていた。どこの商店や会社の金庫も空っぽ。資本主義は不況や各国の戦争を招来し、江戸時代からあった社会批判や諧謔を一層認識しなければならなかった。
碧梧桐は主張していないが、「川柳」を含むものとして詠んでいる。むしろ、「短歌」「俳句」「川柳」と細分化することを、短詩の弱体化と捉えていたのだった。
そんな碧梧桐こそ、日本のコトバの問題を一貫して総括的に捉えた詩人―。
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