前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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軒落ちし雪窮巷を塞ぎけり

M38

漢語調は、碧梧桐に多く見られる。「窮巷」は「陋巷」と同じで狭い路地。三尺の露地をはさんでいる裏店の貧しい家々がそこに並んでいる。「陋巷」よりも「窮巷」の方が、一層貧のきびしさをつよく感ずるのは、切迫の語感のためか。軒からずり落ちた雪が、せまい路地を塞ぎ、人々を閉じこめたかなしさ、語感の巧みに利用された句。(阿部喜三男)

漢語調は談林時代の芭蕉にも多く見られたが、四拍子がくりかえされたように、漢字もイメージとして試みられていた。詩形は、真似ることでなく試みることで確かめられるもの。
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