前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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物捨てに出でゝ干潟の寒さかな

M38

ふと物を捨てに出ると、干潟はもう冬で、ひたひたと寒さが追って来た。碧梧桐らしく、初冬の季節感を鋭くとらえ、その実感を巧みに表現している。短詩形には複雑な事情・感情・思想などをよみ込むのに限度があるが、表現技法によっては、かなり複雑な、しかも生き生きとした実情をよみ込むことが出来る。碧梧桐がのちに俳句の定型や季題を乗り越えて、新しい俳句を求めたのには、こうした俳句技法の行き尽したという念が、その主なる因。(阿部喜三男)

碧梧桐はこの鎌倉行の後、三年七ヶ月にわたる紀行「三千里」にかかわった。
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