前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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炉を開いて灰つめたく火の消えんとす

M29

年を越した古い灰は土のやうに固く冷えきってゐて、置かれた紅い火の玉は、間もなく其侭、光らなくなり、暗くなり、消えていこうとする。やや誇張して言へば、熱火と冷灰の一種の斗爭―それと一つになって通ふ作者の気魄のやうなのが、此句の根本の気息をなして居る(中村草田男)

日本語のリズム(等時拍)は、一、二、四、八というリズムをとるほか手段はないが、二音の成立から考えるとき、四拍子がどうかかわるか、ということも重要である。

←2→│ ←4→│
 ろを│ひらいて│
 はい│つめたく│
 ひの│きえんと│す

和歌のリズムにどう俳諧がかかわるか、の体験に、気魄とか、気息もあったとしなければならないのだ。
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