前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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夜の大通りに出て登山戻りの手荷物

T6

登山家としてさきがけた碧梧桐は、当然ながら登山句をはじめて書いた人でもあった。
登山戻りの手荷物を夜の大通りにあるかせる感慨が、とてもいい。
上下句の真ン中にある空間が深いのである。
│←11音→│←11音→│

他の登山家たちは、登山帰りの手荷物にこだわっていないが、碧梧桐は登山に際して必ず山岳図(当時案内図などなかった)を手書きしており、また、山の生活者との交遊も深めていた。碧梧桐は著名人をきらっていた。功績云々をしない人であった。
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コメント


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この句に限らずですが、阿部喜三男先生の評などをよんでいると、いまさらながら、碧の求道的な姿勢にうたれます。どの句も彼が自らに問いかけながら句を試行していることがみてとれます。必ず次に作る句には前とは違う問題意識があります。学ぶべきところ大。 

桂久爾 | URL | 2007年01月11日(Thu)00:20 [EDIT]


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