前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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謡初四拍手己に参りたる

M36

十代後半から碧梧桐は能(宝生流)にかかわっていたが、当然ながら、謡そのものに四拍子を見出していた。
談林から蕉風に至る芭蕉のリズム変化が、三三七拍子と手打ちの手拍子との葛藤に他ならなかった事実を、碧梧桐は知っていたのだ。

○○○○○○○○(8)○○○○○○○○(8)○○○○○○○○(8)
             ○○○○○○○○(8)○○○○○○○○(8)

その三十六拍の和歌方式(並列)から、中八拍を重複(内包)する二重構造と把え、短詩は、表層二十四拍として成立する構造を見ている。

うたいぞめ│よんびょうしすでに│
      │よんびょうしすでに│まいりたる

碧梧桐に読めていた、初五・・・前提、中七・・・葛藤、下五・・・認識、とする心的構造が、以降の日本人には読めなかったことに注目しなければならない。
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