前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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鵜の音雛(もろ)とも巣立つがもろ音(ね)

S11
碧梧桐のルビ付短詩の特長は、碧梧桐自身が時代化する大きな力、すべてを同じ方向に導く強い流れというものがあって、韻詩(韻律的短詩)も、その流れの中(『短詩研究』)と、昭和十年には書いているのだ。この作品の場合は、
うのね(3)もろとも(4)すだつが(4)もろね(3)
という韻律で読んで、その口を開き口を閉じる短章そのもののもつ響きが作品であるという主張といってもよいもの。
鵜の雛が、宇宙の音と共に育つということ。宇宙がはじまったものである以上、そこで巣立つものは、ただただ音と共に成長する。この碧梧桐の常識が、平成十九年に及んでも、まるで考察されていないのでは、短詩人、無惨なまでに無知蒙味―。

新年明けましておめでとうございます!
本年も「前頭芋ブログ」をよろしくお願い致します。


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