前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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赤い椿白い椿と落ちにけり 

M29年作

子規から碧梧桐はよく爼上にあげられている。

空間極めて狭くして、いよいよ印象の明瞭なるを見る。之を小幅の油画に写しなば、只々地上に落ちたる白花の一団とを並べて画けば即ち足れり。蓋し此句を見て感ずる所、実に此だけに過ぎざるなり。
椿の樹か如何に繁茂如何なる形を成したるかまたその場所は庭園なるか、山路なるかの連想に就きては此句が毫も吾人に告ぐる所あらざるなり。吾人又此れ無きがために不満足を感せずして只々紅白二団の花を眼前に観るか如く感ずる処に満足するなり(正岡子規)

この句、碧梧桐の代表作となったが、碧梧桐は「違う色を一句の中で重ねてはらん」という決まりがあったのでこの句を書いたのだ。ムホン者は俳諧や結社から外されたのも事実と知らねばならない。
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