前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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来空評「くろう しろうあかピンク」

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くろう しろあかピンク (豆丹)

ポエムを散文で読んでは、現代のポエムを見失ってしまうだろう。
作者は、苦労しているのが白、赤、ピンクと決めたいのではなかった。
碧梧桐は昭和初めに「鵜」を宇宙の「宇」として扱ったように、作者は「黒」を苦労としていない。青、黄、緑、紫などの色をあつめてかき回すと黒一色になるのが事実なら、「黒」は宇宙を意味するかも知れない。
白、赤、ピンクと選択したところが、若さかも知れないが―ことに青、緑を加えたいが―このように決めたところに、若い決断と、明晰と見ることが出来よう。
このように色を見分ける生き物は特殊かも知れない。宇宙に存在する全物質は、その暗黒世界でも、イキイキと、唯、存在するものだから…。この一句、現代の絶唱である。

(2013/2/22)

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