前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2011.11

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●次回のリトポ 参加自由です♪
2012年2月25日(土)13:00-16:00
場所:武蔵小金井 喫茶「フロンティア」TEL:042-384-9659
(JR中央線「武蔵小金井」駅南口より徒歩1分)

*12月、1月はお休みです。

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●11月の作品 来空評
(2011年11月26日(土)桂久爾宅にて)


・おお 菊織る襲(かさね)  (桂久爾)

大きくおる傘。
織られたものが大きくなって迫ってくる。
大きくおるかさね。
大(2)きく(2)おるか(3)
完璧にするには「おおきくおる襲」。
これすごい句だわ。かさねと読ませたのはすごいな。
「さね」が新鮮。さねというのは、「核種、クリトリス」のこと。
キレイなこと言っておきながら、最後精神世界にかえってくる。


↓後日、「蒼天」2012年2月号(No,110)発行:蒼天社
評論「あっぱれ短詩」(来空)より。

 おおきくはえおる襲(かさね)  (久爾)

日本のポエムは短いが、その短かさが、一境涯を示
そう。ポエムは散文でなく韻文、その形を選んだ、そ
の境界心境。
 おお(2)きく(2)はえ(2)おる(2)かさ(2)ね○(2)
と読む時、「大きく生えおるかさね」(11音、12拍)からは、
 おお菊映え織る襲
 大菊映え居る重ね
 大きく蝿おるか核(さね)
が含まれる。この「襲(かさね)」が「重ね」と読めたところに、
ホンネがある。大きな声の波が本来的な本心、クリト
リス中核の生命感を甦らせる。



・ユビきたそらへ  (狸人)

・サキものとりとのもキザ <回文> (狸人)


非常に皮肉も効く。殿もキザ。着物。物取り(泥棒)。
さき…先、咲
さきにあるものとっているは殿・政府。がキザ。
たましい、声を感じる。
「奇」とか、普通を人が嫌がるものを詩人のオレは好む。
世の中でわけがわからんと思われているもの、
あなたはこういうもの(詩)で彼らを導いていくべき。

・とうげじゃ ゆづる  (狸人)

上下ともに含んでる、峠。
とう…等、問う、訪
げ…下、毛
「とうげじゃ」と言った時に感じちゃう。
自分は譲る側、差し上げますと。お~譲ってくれるか~
何かわからんけどオレは譲ってほしいわ。
全身的、ということは言葉の霊なのよ。
「とうげです」じゃなくて「とうげじゃ」ときたところが声。好意的。


↓後日、「蒼天」2012年2月号(No,110)発行:蒼天社
評論「あっぱれ短詩」(来空)より。

とうげじゃ ゆづる  (狸人)

日本のポエムは、世界で一番短いポエム。しかし、
ドダイ(民族的特彩)が抜けているのではない。
まず、日本語であることと、その脈搏音(当時拍音
形式)を想起せよ。時代の推移とともに、叫ばれたも
のとみるべきだ。
峠は文字どおり、山の山頂でなく、山の上下がきま
る一つの境界地。
「峠じゃァ」という、その吐露こそが心境。それを「ゆ
ずってもいい」としたところに、このポエムは極まった。
 鵜の音(ね)雛(もろ)とも巣立つがもろ音(ね)  (碧)
昭和のはじめにヘキゴドーがつくったこの詩が超絶
短詩(民族的特彩)。
ヘキゴドーは、宇宙的生命を叫んだが、狸人は、そ
の民族的色彩を個人的に、展開して見せたとも、言え
る筈。



・おおお!おきな、ゆびもげぴっかぴか  (うるか)

「おおお」の三つ目の「お」と「もげ」の「も」、取らなくてもいいけどオレは取りたい。
「ゆびぴっかぴか」でもいい。
「もげ」は面白い部分も増えるけどマイナスも多い。
小指と言わない方がいろんな指出てきて面白いね。

・参事も笑点 ゆび昇天  (うるか)

「参事」はカタカナの「サンジ」の方がいい。
あるいはもう「三字」にしちゃっても。

・ゆびならない愉(ゆ) <回文> (波丸鴨)

回文にはならないけど「比喩」にしちゃった方が面白いかもしれない。
これ面白いね。
指がパチンと鳴らない、そういう場面を思い描いて面白くなってくる。


↓後日、「蒼天」2012年2月号(No,110)発行:蒼天社
評論「あっぱれ短詩」(来空)より。

ゆびならない比喩  (波丸鴨)

今日、コトバ「超絶短詩」がマスコミを飾り出したが、
超絶は、昭和初期から、ヘキゴドーに見られていた。
 鵜の音(ね)雛(もろ)とも巣立つがもろ音(ね)  (碧)
には、「宇宙の音もろとも」も含まれていたのだから。
ポエムも、ヘキゴドーの、この民族的特彩が、一層、
強烈にあらわれる時代。
「指鳴らない」には、パチンと「指鳴らす」のを含
んでいるが、反対に「指鳴らない」ところに比喩(タトエ)
の否定があったかも知れない。
そのように断定することも単面に過ぎない。何故な
ら「指なら無い」のも、主張だから。
私は、折りタタミ椅子に、どっと体を投げ出した時、
一瞬に椅子が潰れて、右手小指をふっとばした事がある。
指を喪失することもあるのだ。



・ゆびついとん寝ん  (波丸鴨)

さっきのと合わせて「ゆびついとドイツ比喩」なんて回文にしちゃっても。
波丸鴨さんもうまくなったわ~

・あ、あした葉コトバ平民(ヤブ)からボーボー  (来空)

・資本(アホ)トビ平民(ヤブ)から棒ランナー  (来空)

・アカ共産(タラズ)ボーボーアオ資本(クマ)平民(ヤブ)不足(タラン)  (来空)

・地球回転(タマメグル)日々日本地震(ナイ)てるY  (来空)

・まなぶんだ。地球自然を悩んで地震(ナイ)  (来空)

・どんがらで寺ガンと <回文> (来空)

・一景おりじなる尻追いケツイ <回文> (来空)

・死んだ刃(は)短詩 <回文> (来空)

・単身打開したよ詩歌壇死んだ <回文> (来空)

・以て死んだ世界短詩手に <回文> (来空)

・こいたまの詩のまだいこ <回文> (来空)

・血が自然(じねん)せんネジ価値 <回文> (来空)

・かく命(いと)おいた二十一世紀(じだい)をドー行くか <回文> (来空)

・そるやみ出 いただい手 みやるぞ <回文> (来空)

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↓途中から久爾宅にあった恐竜の本にすっかり夢中になってしまった来空

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