前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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鳥渡る博物館の林かな

久しぶりに博物館をおとずれ、その林の上に仰いだ空の渡り鳥、すべてが林に集中するような、単純な構成の句であるが、地上の林と天上の渡り鳥との距離が作者の孤独をかみしめる。
単純であることは、俳句にとって決してマイナスでなく、むしろプラスで、複雑を秘めた単純、単純化による深化は短詩型の本願。(中島斌雄)
とも書かれたとおり、日本語詩形の特質が構造的にすきとおって見える作品。そのように見えることが、語らなかった碧梧桐の心情の深さを語っている。
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