前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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ひやゝゝと積木が上に海見ゆる

積木は子供が海にも倦いて座敷で遊んでいるのであろう。
その五彩に塗られた積木の家の向こうに、あおあおと海が展けて見れる。碧梧桐はそこに秋を知った。
この海には泳ぐ人影も見当たらない。
「冷やか」と置かず「ひやひや」という感覚的なる言葉を選んだのは碧梧桐らしい。(大野悌火)

当時、碧梧桐には子はなく、美矢子を養女としたのは41年、出典から見てもこの句は、想像の作とわかる。(阿部喜三男)

「ひとたびの記」以降、碧梧桐は青木月斗の妹茂栄を妻としたが、養女美矢子も月斗の娘、こうして日常とも深い縁をもつけれどそれもまたつくねいも的な性格の所以か。
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