前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.5

0909 080

来空夏のイベント「合唱するポエムと尺八」
是非お申し込み下さい!!!
http://pirkashow.blog63.fc2.com/blog-entry-158.html

次回のリトルポエムは初・野外です!
6月12日(土)13:00?15:00
武蔵野公園のくじら山付近

武蔵野公園:JR「武蔵小金井」北口から京王バス 調布行き「武蔵野公園」下車すぐ
もしくは多磨霊園または多磨町行き「多磨町」下車 徒歩3分。歩いても行けます。
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access056.html
くじら山:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map056.html
*雨天の場合はどこかの喫茶店になります

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●5月の作品来空評(2010年5月22日)

○題:こだま、夏

・夏うちにいままいにち撃つな <回文> (来空)

・マタこどもらアラもとコダマ <回文> (来空)

・まいにち子うむかみおがも  (来空)

・出日本(デシマ)だ 子ダマシテ <回文> (来空)

・うん、こだまだし  (密壱)

 「うん」がものすごく効果ある。子をだますことでもあるし。木霊でもある。
 大肯定であると同時に・・・肯定かと言ったら肯定でもない。
 悪い部分も承知する。“そういう世界を俺は持ってる”
 密壱君が短詩をやって最高なのは、騙されていない自分があったということ。
 ここまで書ける人は、人を傷つけることができない。
 僕も、自分の世界ができて強くなってからは喧嘩しなかった。


・なつ、青いそーだ  (密壱)

 あー、これもいいなあ。でも、感覚的なものはわかるけどコタエルもの少ない。
 一番響かないが、一番わかりやすい。


・みつこだまし  (密壱)

 これも面白いねやっぱり。名前のみつも入ってる。
 その通り、こだましてるよ。自分と言わずに自分も出ている。
 短いからこそ批判として言葉が成り立ってる。


・ここだ、またここ <回文> (密壱)

 素直なところ。率直と言った方がいい。

・ね、どこ?たましい  (密壱)

 魂どこにあるのか、寝るとこにあるのか。寝床にあるのかーと考えると俺にまでコタエル。
 金玉のたまでもあるし魂でもある。「たましい」→「たま強い」男の本能としてある。
 このことも認めてやらないと、社会はヒステリックに傾くだけ。
 すごいなと思う。僕がいつも言いたいところ。
 「、」で空間ができる。散文が糸のように繋いだものなら、詩や句は空間にかけたもの。
 「人間」と書くように、人間には「間(ま)」がある。関係性が働くことによって。
 生きてるな?


・向こうから此処へ近付くあなたの声は  (歩奥)

 非常に素直。この素直さは一番大事なところ。その素直さを、自分がびっくりして受け取ること。
 ここまで言われると気持ちがいいな。
 例えば「向こう ここ 近く あなたの声は」にする。この方がもっと素直。
 ここ近くにある向こう。感動、刺激的に自分が感じれば、相手にも伝わる。
 素直な人は刺激的にしても素直。言葉を道具として使わない、自分の声として。
 “あなたの声はそうなってるよ?”これもやっぱり新しい表現。


・自問自答ラップ音  (歩奥)

 散文が切れてきてるところがいい。「自問自答」のあとに大きな空間。
 どういう意味を強く出すか、という問題。自分流にどう言うか。
 「自問自答」は言い慣れてる言葉。
 「歩奥問答ラップ音」と、自分の名前を入れれば、あなたにしか書けない、
 いっぺんに引き立つ句になる。私、渡しの問答。


・おうたままたのこだまする  (狸人)

 彼の作品は魑魅魍魎部分を含んでいて、面白さを感じた。
 そういうものから変わった、でもやはり作り方面白いんだよね?。
 理がなくなったということは、言葉が平等で、音になった。
 「おう」「うた」「たま」「まま」「また」・・・次々と読んでいける、昔弁慶読みと言われた。
 「おう」→「おうた」という風に2→3になる。日本語の面白さ感じてる。
 短詩を選んだことがある意味理屈。
 「おう、たま」「負うたまま」「他のこだま」。
 世界を負うたままだ、俺に乗ってるんだ、と言ってるのかもしれないし。
 俺を意味してるのかもしらん。
 これはもう特選。お金があったら十万あげたい。


・くるなつや かばねもごじゃれ  (狸人)

 「かばねもごじゃれ」は俺が言えないことだな。
 この言い方、面白いと同時に「死体もこっちこーい、来る夏だ?」と言ってるようで。


・つばきせこだまな はけれどなつがら  (狸人)

 「つばきせこだまな」の「な」が効果を薄める。
 「な」に「はけれど」で繋ぐあたり、常識的。
 「なつがら」面白いな。「こだまばけれどなつがら」でどうか。
 もしくは「つばきせこだまな ばけ なつがら」どっちでもいいよ、面白い句だよ。
 この人は独自世界を確立してるから、もう脱皮してる。


・またぐらちかう じゅすきりだんか  (狸人)

 「またぐら」も「ちかう」もどちらも効果があり過ぎる。
 説明的な衝撃性になってしまう。下手くそに論理的に重なっちゃう。
 「ぐらちかう」「たぐらちかう」「ぐらちか」とか、他にどうにかできないか。
 「すきり」もちょっと行き過ぎ。「ぐらちかじゅっきり」「ぐらちかだんかじゅっきり」はどうか。
 おまえ流にやりなさい。すごい句になる。面白い句。


・また子をいわいohこだま <回文> (コタヅタン)

 「おうたままたの・・・」の応答になってる。
 素直で気持ちのいい句。少女みたいにわかるような句。
 最初「またる」と間違えて読んだ。これじゃ回文にならないけれど。
 それだと、「また」が溜まってるのか、真ん丸の樽なのか、
 というところが出てきて僕としては面白い。


・ピッコロがろこつピー <回文> (コタヅタン)

 今の軽さがちょっと面白いゆうか、読んだら楽しくなる。楽しいじゃん。

・済んだツイートいつダンス <回文> (コタヅタン)

 元:済んだツイート統一ダンス
 「統一」は意味的、論理的、常識的。論理が通っちゃって、叫びじゃない。
 「ツイ」と言われて浮かぶのは「対」だなあ。
 この言葉が好きなのは、生き物が左右対称、バランスをとってるということ。
 日本人は昔から回文が好き。
 マグマの中に人間のもとがあるというのかな。原始的なものが全部自分のものになる。
 それが自分に還るということ。


・タマでかくめいにち  (うるか)

 意外性がある。わかりすぎて良いってこともある。
 金玉がでかい命日なんてな、笑っちゃう。すごい。
 俺の追悼やってくれてる。「そうだー!」


・ドロわざ。おざわロード <回文>  (うるか)

 これもおもろいな。今問題になってる幹事長。
 こういう風に社会風刺っていうのが今ないから。


・んじゃら、ゆめじゃらしじゃん  (うるか)

 そういう詩もあっていいんじゃないかってところが出てきてね。
 おもろいな?、この人ももう卒業しちゃってる。
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