前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.4

1004 477

★次回のリトルポエムの会は5月22日(土)10:00-13:00。
都営前原三丁目アパートの集会所(JR武蔵小金井駅から徒歩15分)
問い合わせ:pirkax09@gmail.com


●4月の作品来空評(2010年4月29日)

・花かんざし老骨らんぶ  (うるか)

 最初「ランプ」と読んだ。老骨が灯ってる。
 乱舞、花かんざしと言われたらそうだな???!
 人間の生命、根本に迫る句。女性だから平気で詠える。


・うちゅう秘孔つきつき  (うるか)

 秘孔・・・かくす穴、どうなんだろう。論理が働きすぎる。
 「ツボ」をはっきりイメージする言葉の方がいい。
 飛行や人工衛星が出てくるところが面白さでもあるし、分裂でもある。
 読む人によって変わってくる。
 「うちゅうツボツボつきつき」
 「うちゅうつきつきつぼつぼつぼ」でも面白い。


・そらめくめんべあだちでっぱれ  (来空)

 「そ」を感じてる。空である。「そら」という掛け声である。
 そらめく→そらめくめ→そらめくめんべ(2,2,3)となる。
 べあー→熊。仇、あだち。出っ歯。
 魑魅魍魎よ、出てきてくれ??


・でっぱつらでたばってんくじら  (来空)

 顔面が出た。くじらが画面に出てくる時あるじゃん。

・かみさまそらがめおがもうよ  (来空)

 心がけたのは4音3つ。4+4+4+よ。
 「かみさま」は独立したもの。その後間があく、口調が出る。


・あいみつそらがめえめ  (桂久爾)

 一つの絵画、構造。
 すごい句。かわいい句。


・デデンはっぱでんチョウ  (桂久爾)

 これは面白い。

・むしこ、そらがめし  (密壱)

 お菓子関係で「むしこ」なんてつけたら売れるよ?
 それも食いたいなあ。虫、無視、蒸し。
 しこ踏んでる、その子ども。そういう子どもいるのかな。
 「そらがめし」も面白いな?いろんな展開がある。
 いい言葉だなあ、空が召した。「、」があって、区切る意思がある。
 どういう意味かなんて僕には関係がない。イメージだけで騒ぎたくなる。
 「むしこ、売りだします」「そらがめし、始まります」
 なんて言われたらなんだ??となる。実体がある。
 そういうものを作り出すことがポエムの役割。飛んじゃってる。


・ぱぱでっぱ、ままらあせ  (密壱)

 パパは出っ歯だー、お母ちゃんは汗かいてるー、漫画。
 これもおもろい作品だな?


・へへ、チンしてんのー  (密壱)

 端的に行き過ぎたきらい。「そらがめし」の世界に行っちゃうかどうか。
 思ったのは犬。服着せたりなんかしてる。
 へへ、と笑うならもっとえげつないものないか?


・すまん、そこ、わかばだし  (密壱)

 一句目(そらがめし)は魑魅魍魎、こっちは逆でわかる側。
 そこでわかばを出してくること、「すまん」で受け入れられていない社会表してる。
 何が大事かというと、言わないこと。


・ことばもうりょう花火  (コタヅタン)

 一番普遍的なところから出てくる。
 「もうりょう」が今までこういう使われ方はあまりされなかった。
 もう、了、涼。新鮮。


・うまれうれまう <回文>(コタヅタン)

 「うれ」をどうとるか。熟する等。
 「なか うまれうれまうかな」にしたほうがよい。
 「うまれうれまう」だけだと自由に取れるけれど、すっきりしない。
 うれてまうかな。「なかうまれ」=自分は次男で、ほっとかれた。そこが大好き。


・ヘンテコ捨てずゴテンベ <回文>(コタヅタン)

 元:コテンペ
 コテンペでは「ヘンテコ」があまり効果ない。
 ゴテンベ=御殿辺 にすれば、社会的に非常に面白い。


・ひっ火、れれれの霊  (コタヅタン)

 れが魂なんておもろいわな?
 イメージを残しつつ、作者の内面が一番出ていると思う。
 これはいい句だ。作り込みはまだ乏しいけれど、
 女性は論理じゃなくて、母体だけで作れる。
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