前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.3

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頭の細胞、普段使ってない部分が
初めて聞いた言葉にバーーンとびっくりする、
楽しくなるように。


●3月の作品来空評(2010年3月28日)

○題:三流、ぼらぼら、はげ、ドーナツ


・ゲバら抱いたらハゲ <回文> (来空)

・ずぼらぼらさんりゅう土佐  (来空)

・禿ラ抱いたら化ケロ  (来空)

 率直に言って僕の本音。
 抱かれることによって常に新鮮に化けるんだわ。


・大大根 恋抱いた <回文> (来空)

 ほんっとにわかりやすい句。

・底には翔つ札束にこそ <回文> (来空)

 札束が底にある。最低のどん底で羽ばたいてる。
 金持ちの札束は羽ばたいてない。


・手連らね置かん変化狙って <回文> (来空)

 変化を求めて手を繋いで行こう。
 回文はingがついてるから終わりがない。


・屍!羽馬鹿 <回文> (来空)
 
 馬鹿のように寝てる老人、屍。

・寝馬鹿が屍 <回文> (来空) 

・寝束種束 <回文> (来空)

 種の束は常に寝てる束。

・はげたうたげは <回文> (狸人)

 一音づつ読む、同時に二音づつ。はげ山のはげ。はげたくなってる。たげりたってくる。
 三音づつ。はげた・宴は。笑っちゃう。3・3・1。年寄りたちが宴を歌ってる。
 非常に効果があるすごい回文。
 オレ自身だな?、はげてきてんのよ、宴が。
 だから無理矢理裸足で歩いてる。すごい句だよ。


・かたくりマラドーナツ  (狸人)

 面白い句。捨てられない句。
 でももっと面白くなる。

・三流モヤイ ぞうぞう  (狸人)

 元の「ぞうおぞう」だと「お」が邪魔した。信仰的なものが入ってくる。
 動物の象。三流の、当たり前の物になっているというのも含んでる。
 たくさんの像があってみんな三流モヤイ。


・ボラ、ボラいぞん やたゆた  (狸人)

 「や」→切れ字、文章を切る。たゆたい、ゆたかな。
 「ボラいぞんや」依存することが叫びになってる。
 引っ張り込むところがあって面白い。豊かだよなあ。

・かたくり マラリーナ  (狸人)

・おとなせいしは、げ  (密壱)

 わかりやすくて、俳人たちも取らないとこまで行っちゃって。
 本当はこれ読んだ瞬間ショック。
 一音づつ読んで二音・・・って読み方してる。「音を成してくれ」石というよりも意思。
 本能そのものを承知してるから、「げー」って言っちゃう。
 最近の男子精子少なくなってる。男を育てない社会。
 大人になれよー、死ぬ事はこわいことだっていうところも入ってる。

・はとさんりゅうさん  (密壱)

 もちろん鳩がある。鳩が三流というのもある。
 鳩山、あの連中思い出すわけよ、それがこんなにわかりやすい。


・ぼらぼらまた、す  (密壱) 

 「ぼらぼら」という繰り返しを肯定してる。又、待たす。
 一、二句目のような衝撃はない。

・どーなっついんど  (密壱)

 インド・・・大陸が後からくっついて出来た。どーなってんだ?ってところまで。
 今のインドもどーなってんだ?ってものがいろいろあって、
 ガンジーの時分からすごいなーと思ってた。これも面白い。
 密壱君のわかりやすいところは、句の面白さを一般に伝えていくところ。

・ぼらゲバはげラボ <回文> (コタヅタン)

 どうにでも面白い句になる。
 やっぱりかわいいんだよねキレイなんだよな?。
 わからなくてもいいんだよ、というところが「はげラボ」にはある。
 「ほら、ゲバはゲラボ」「ほら、ゲバはげラボ」ときたらもっとわかりやすくなる。

・ボラララ ポポツートン  (コタヅタン)

 わけわからんとこまで連れてっちゃって楽しさだけ残る。
 ほんとにツートンなんだよ。あー二つの音楽だ。
 意味なんてなくていいのよ。音がいい。いいかんじがする。

・はげしくこくさくら  (桂久爾)

 キレイい整理されたけど、すっきりしすぎ、悪い句じゃない。
 桜が激しいというのは珍しい。そこを生かした方がいい。


・しもてるさくらははげる  (桂久爾)

 女がしもてるさくらと言うのは珍しい。おもろい。
 深いところまで入ってくところがあって、女性の立体像。
 すごい女性もいるわ。こわいところもある。

・さくらほらけろ どうなっつ?  (桂久爾)

 空間が空きすぎる。「ほらけろさくらどうなっつ?」にすると空間しっくりくる。
 「ほらけろ」踊ってるかんじ。けろ=蹴ろ、くれろ。


・おどりばと きょうだい 三流まつり  (桂久爾)

 現代の政治を批判してる。ここまでうまく詩にしてる人はいない。

・禿盛山土筆日本(はげもりやまつくしにっぽん)  (桂久爾)

 これもものすごい面白さがある。はげがいっぱい増えてきてね、山を成してる社会だ。
 川柳、短歌は社会批判しない、もっとエゲツなくやってほしい。


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