前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.2

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もっと言葉に力をこめて。
意味わかんなくていいじゃないか、叫べ!!
声は力なんだ。ポエムっていうのは力。


●2月の作品 来空評(2010年2月27日)

・おーい茶地獄まるっぽさげよ  (来空)

・<回文> ビックボーンが赤ん坊!グッピー  (来空)

・はるばるがアコがるはるは  (来空)

・音。うのねも呂ともとうと  (来空)

・アコがれホーケーさげまいらす  (来空)

・<回文> ポッポポニョ夜に。ポポ壺。  (来空)

・<回文> 傷んだ日本担保二団体  (来空)
 *詩歌団について。

・<回文> ホー、飛び抜けぬ人、棒。 (来空) 

・<回文> 春ちがいか、散るは  (密壱)

・こいかぜはルル  (密壱)

・みっかしかばねいっか  (密壱)

 元の「にっか」より「みっか」になった方がはるかにいいのね。
 日本人の場合三日ってのを大事にするっていうかな。
 「密壱」にもかかってるし、“俺のことだ”と。
 「いっか」と「3」と「5」の関係にもなる。
 すごいこわい句。こたえる。
 にっか=日課でも悪くはないが、軽くて、笑いみたいなものになってしまう。

・ふくかみたりん!  (密壱)

 みんなどう思うかわからんけど。
 福の神様とか、そういうのも足りないぞ?と言ってるようで笑っちゃう。


・このめ くろまろ くくりひめ  (狸人)

 「まろ」はマラのことでもある。
 「くろまろ」なんていったら相当な男よ。
 「くくりひめ」もすごいとこ含んでる。
 そう言われただけでうぉううぉうってなっちゃう。


・すみずみうめうぐいすをつめ  (桂久爾)

 非常に優しい心を持ってる。
 梅、鶯、そういうものを愛した気持ちが敷き詰められてる。
 子を産むことも含んでる。「いす」には人生を感じる。
 「すみ」「ずみ」「うめ」・・・2音づつ、「うめ」「つめ」の関係には声調がある。うまいな?


・うめつくすとりみどりをしろ  (桂久爾)

 「しろ」をやった場合、「を」が邪魔。
 「うめつくせとりみどりしろ」
 緑よ、白になれ!なんて。そうなると一番好きな詩になっちゃう。


・うめだつれんげそらそらして (桂久爾) 

 「うめたつ」「うめだつ」どっちにするかの問題。
 「うめたつ」の方が効果が出て来る。

・われそらなるみやまなみなむ  (桂久爾)

 わけわからなくなってるところが面白い。
 あぁ?そうか、お前は山も含んだ空か?!
 面白いやん、これも。わけわからんく読んじゃうほうが僕は好き。
 宇宙と語り合ってるような。
 「みやま」の「み」は取った方がいい。
 残すなら、「われぞなるみやまなみなむ」に。
 俺はようわかる。山が連なって念仏唱えてんだよ。


・でてふてふはぎしりいてて  (うるか)

 筆を感じるわな。僕は筆を感じた。
 その中にも歯ぎしりがあるようで。
 彼女自身のものが出てきてる。


・<回文> むこどっと逃げドヤ宿げに.com  (うるか)

 回文として大成功。「.com」こういうことを上手に入れてきてる。
 「むこどっと」ってのはおもしろいね。
 僕なんかの場合「むこどっと どっとこむ」だけの方がおもろいな?
 もしくは「むこどっと逃げ げに.com」


・<回文> ハトそーり まさかいかさまりそーとは  (うるか)

 「ハトそーり」なんておもろいなあ。
 ただ「まさか」や「いかさま」が説明的で常識的。
 例えば「ハトそーり まり そーとは」という風にして、
 読んだ瞬間に読んだ人が頭で
 「まさか!いかさま!」と思っちゃうようなものを!
 この人の句は、現代の社会が入り込んで来て、それがいいところなのよ。
 ものすごく面白い。
 一句目は自分自身の口調も出ている!
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