前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.1

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次回のリトポ
2010年2月27日(土)14:00-17:00
都営前原三丁目アパート集会所
問い合わせ:pirkax09@gmail.com


●1月の作品来空評(2010年1月24日)

○題:とら・虎、語呂

・<回文> 虎狩る 虎とる がらと  (来空)

 「柄」と書いてもいい。

・<回文> トラが死 トラどし がらと  (来空)

・<回文> グ!パ!最後の父の恋砂漠  (来空)

1001 042

・<回文> 切々凪ぐ語呂漕ぐ夏せっせ  (来空)

・母がつなぐ語呂汲ぐ夏型  (来空)

・のっぱらはつの空そだちだぞ  (来空)

 前半の「のっぱらはつの」
 後半の「そだちだぞ」
 がそれぞれ回文になってる。

・死にゃごろし  (密壱)

 「にゃーごろ」ってのが面白いんだよ。
 この人は川柳の世界にないものをドーンドーンと出してくる。
 ものすごい句でもある。「シニア」も入ってくるかもしれない。
 これやっぱこわいわー。


・あなめな とらつま  (密壱)

 元々の「あなめなし」だとつまらなくなっちゃう。
 「し」を取ると面白くなるなあ?惜しかった。


・クパーぐっぐっぐっキッス  (密壱)

 元々の「クパー ぐっ キッス」だとキッスの説明になっちゃう。

・父(とと)らとらとと  (密壱)

 なんかわからんけど面白いなー
 父ちゃんも操られてる。
 虎のように可愛がられ、怖がられてる赤ちゃんのような部分感じちゃう。


・ぱっとひらけるケライ出っ歯  (ぽくりょい)

 これは腹かかえて笑っちゃう。
 鳩山、小沢・・・秘書によっていろんなことが暴露されてる。
 家来ってのはそういうもんなのよ。家来の出っ歯がばーっと前に出てくる、現代そのもの。
 社会批判。 これはハナマル。すごい叫びがある。
 久々に、川柳的な批判的な詩に出会ったね。


・とらおりのどらのね  (ぽくりょい)

 どら息子とか、だめなところでありかわいいところ。それの音。ドラの音が聞こえる。
 俺が書いた作品もみんなこれなんだ。人間の深みに入ってる。
 人間を捉える位置が、普通の人間になれてる。
 かわいいんだよな?人間てなんてバカなんだろう。
 非常に素直なの。素人に近いと同時にプロのプロでもあり。
 これがわからん人は人間のクズと言いたい。


・ココロコロロゴCHOCO  (ぽくりょい)

 日本語と英語の会話的に現われるのはよかった。
 ただ、驚きがない。
 小さい文字で「チョコチョコチョコココロココロ」なんてしてみたら。
 視覚的な手法には賛成。でも成功する率が低い。

・とらねんこ いぬのふくちゃん  (桂久爾)

 この人の今までのものがあって、それをちょっと変えてる。
 ぶっとんではいない。元々の「いぬなの」では散文的な、わからせようとする部分ある。
 読んだ時にさらっと抜けて行くのがいい。


・コロリンガルトラマルが鳥(ちょう)  (桂久爾)

 これもわからんから僕は面白い。
 しかし怖くなったり面白くなったりするのはこれから。
 「コロリンガルトラが鳥」
 「コロリンガルマルが鳥」にしてみたら。
 僕はできるだけ飛ぼうと思ってる。なかなか飛べないんだけど。
 飛ばんかな、飛ばんかな、もっと飛ばんと!


・ごろごろこだち ぐーぱーてっ  (桂久爾)

 意味を引きずりながら持って行くところ散文的。(元:ぐーぱーてって)
 木立が照ってるというのは面白い。それをどう表現していくか。
 「ぐーぱーって ごろごろこだち」


・<回文>たまぬきぬまた  (桂久爾)

 俺自身うっぷんが冷めやらない。
 恨みつらみがなくなるっていうか。
 男が死んでくことを「たまぬきぬまた」と言ったら
 あーー死んじゃったなと思う。


・たまるゆき瞽女をゆき  (桂久爾)

 元の「たまぬ」だと「ぬ」が邪魔して。
 わからなくて面白い部分と、まとまりがなくなる部分。
 ゆくことが溜まる。
 人生論的なものが非常にある。
 こういう作品は年齢を重ねてる人のもの。


・ふふふのっけわたげゆーらん  (うるか)

 気持ちのって、気分もよくなってイイ。
 「ゆーらん」もある働きあるけれど、いい作品といえるけれど、
 いますこし個性的な心情バクハツしたら・・・と、残念に思うところ。


・ドンドコノ空青シム胸ンナカ  (うるか)

 「ドンドコノ」という入り方、「空青」とつづくところもいいので
 「胸」のところカタカナにしてはいかが。そうすると「無念」もあって凄い。
 個性的になる。この作品びっくりする。


・ニンゲン失格再タ来テニンゲン  (うるか)

 もっと直接的に、もっとびっくりするように効果を出すこと。
 論理的に透すのよりもびっくりしたおどろきで、新鮮を考えること。
 直すとすれば「ニンゲン失格来テカラ(来タカラ)ニンゲン」
 この人の作品全部面白いです。
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