前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

桑植て紅葉のことは知らぬ也

M38

どうしてそうなるのか、一瞬不審がおこるかも知れない。紅葉を知らない人は存在しないから・・・。
しかしさらに一瞬後、桑植える人々、蚕飼う人々、絹を織る人達の生活が身近にある時、ハタとこの作品の意味を諒解してしまう。
桑の木は植えて後、紅葉を見ることはないのだ。つまり、青葉であるうちに蚕の為に、ひっきりなしにむしりとられる。桑は青葉から裸になるまでムシリとられるのだ。
わからないことが、一瞬わかることになる。そこには日常生活をとおして、新鮮さがあらわれるのだ。
この感覚の段差にも、詩的感激がひそんでいるといえるのではないか。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。