前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2010.7

0909 081

来空夏のイベント「合唱するポエムと尺八」
是非ご参加下さい!!!(当日参加OK)
第三回は、8月24日(火)19:00-20:30 河東碧梧桐編
武蔵小金井の喫茶フロンティアにて。
詳細→
 
http://pirkashow.blog63.fc2.com/blog-entry-158.html

次回のリトルポエム
8月28日(土)12:00?15:00
都営小金井前原三丁目アパート集会室
地図→ 
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E5%B8%82%E5%89%8D%E5%8E%9F%E7%94%BA3-7-7&rlz=1R2GGLL_ja&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E5%B8%82%E5%89%8D%E5%8E%9F%E7%94%BA%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%97&gl=jp&ei=KNE6TPmTD8qTkAXEoZjKAw&sa=X&oi=geocode_result&ct=image&resnum=1&ved=0CBcQ8gEwAA

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●7月の作品来空評(2010年7月18日)

○題:くも

・アカホコ クモチベエ  (来空)

 最近TV「モチベーション」ばーっかり言って。句はどうなんだ。
 句を持ってる男、じいさんみたいなイメージが出てくれば充分。
 日本語は不思議。言い出すと長くなっちゃう。
 「アカホコ」・・・子どもが誇り、というのも出てくる。


・アカホコ餅兵衛ショー  (来空)

・しらとりてんぷくも.com  (桂久爾)

 元:しらとりてんぷファイルくも.com
 前が長すぎるよ。「ファイル」は取る。
 雲が混んできちゃって。そういう時代が常にある。願望。「くも」には句も、苦もある。
 「てん」が付属してるっちゅーのはいい。添えつけであって転覆(てんぷく)であって。
 くもドットコムっちゅうのも面白い。
 「自分はこう思ってるのかなー」なんて書くことでわかることもある。上手だ。


・すきとおるくもがらん  (桂久爾)

 前の句の受け句。
 ぴしゃっと決まっちゃったらあと何もない。


・とりたいとりたいとりたくない  (歩奥)

 最後のところ、もうちょっと工夫した方がいいな。
 いい句になる、おもろいわ。とりたくないっちゅうのは面白い。
 「とり、とりたくない」とか。「たい」も出てくる。鳥と鯛の関係。
 自由にしてもらったら、どう効かせても面白い。説明じゃなくて響かせていくこと。


・くももぐルーレット帽子  (豆丹)

 元:くもルーレットする帽子
 だと、「する」が平凡に働く。散文、意味を伝える。日本語の問題。
 自分の気持ちに乗る。自分に忠実に。
 ア行だけ、ア段だけ、っていう風に作ってみると練習になる。
 ア、オ段→作りやすい。人間の出し易い音。
 イ段→散文的なイメージ。
 ウ、エ段→苦しい音
 「ぼ」のような濁音・半濁音と「っ」と詰まる音を合わせるのは芭蕉がやってる。


・もじだけど 波長だけ  (歩奥)

 これもやっぱり面白いな?
 もうちょっとびっくりさせるには・・・「文字だけどリズムだよ」というのは・・・
 例えば「波長たけ」波の高さ。これも今ひとつだから批評しにくいんだけど。
 「波長みぃ(見ろ)」みたいな方法も。
 定着はしてるけどちょっと小さい。「だけ」じゃない方が効果あるやろな。
 「波長っきりは?(by歩奥)」
 “リズムで切ってる”。最初と捉え方変ってきてる。こういうやり方でいいよ。


・今はらう、しのぶと。  (歩奥)

 「しのぶと」っていうのが面白い。今いろいろ、おくりびととかいるやろ。
 そういうのも出てくるわな。「しのぶと」であと三句ぐらい作りなさい。
 「私もそういう生死の中で生きてるのよ?」
 甘えてベタベタしてる、言葉に甘えて死んじゃってる、そういうのを「払う」と。
 「おまえたちの芝居はもういいよ」と。あなたの生き方が出てくる。
 「し、しのぶと」「しし、しのぶと」のように僕は一時的に操作してた。
 あなたのように行った方がいいよ。
 「まい、まいはらう、しのぶと」という風にやってもいいしね。
 「うん、はらう、うん、しのぶと」とか、「うん」を使うといい。


・型犬猫。人間にコネぬいたか  (来空)

・ヨンゲンポロポンゲニョ  (来空)

・ウンコスルテンシ ナマナマシ  (来空)

・ほたるでよ でるよ 死んで  (桂久爾)

 「ほたるでしょ」にして波をうったら面白い句になる。

・かわぎりきばらあさなして  (桂久爾)

 わからないということは、自分の中のわからない部分が出てきてるということ。
 気晴らしも出てくる。バラが咲いて、朝が来て、川霧だったなんてイメージも出てきて。


・てをよつばあみつ  (桂久爾

・こもれびをとかしてしまう  (桂久爾)

 こうやって素直に言っちゃうだけでもいいんだ。

・自転車ぴんくる少年きてる  (桂久爾)

 「ぴんくる」「少年きてる」面白い。

・草 かたい猫だった  (桂久爾)

 どうでもいいんだけど、「草」で面白い。

・くさいそら 市  (桂久爾)

 全句を見て、この人ももう駄句がない。

・苦水ぐぐぐび少女蛍  (うるか)

 「少女蛍」が非常にいいから「苦水」どうしたらいいかな?と考えるけどね。

・呆、呆、呆タル、恋  (うるか)

 お?そうだな?、素直だな?。それでいいのよ?。
 と、批評しようがない。恋はアホがたってるんだと。
 恋はそういうとこあっていいんだよ?と、世界が開けてくる。


たるるうるるほたる
さるるくるるほたる
もゆるくゆるほたる
しゆるくしるほたる
はまるは丸ほたる
せまるなまるほたる
誉れ歩まれ火垂る
うまるゆるるほたる
したるつたるほたる
かたるがたるぼたる
かるたるがるたるほたる
以下いっぱいキリがなく・・・つづく  (波丸鴨)

 この人いつも面白いの書くわな。
 最初のでいいんじゃないかな。「たるるうるるほたる」で充分。
 同じ使い方をせずに変えていく、違いを見つけていく。
 このリズムには想いがあるんだろう。
 「さる」「くる」がおもろい。柿本人麻呂の話もあるし。
 細かく見ていくと、

 ・しゆるくしるほたる→もうちょっとなぶってほしい。
 ・はまるは丸ほたる→このへんは自分の想いが入ってるのね。これはいい。
 ・せまるなまるほたる→論理がありすぎる。
 ・誉れ歩まれ火垂る→これなんかもちょっと工夫した方がいい。
 ・うまるゆるるほたる→言い過ぎちゃってる。
 ・したるつたるほたる→これはいいわ。 
 例えば「ほたる したる つたる」と来るとどうなるか。最初と全然違うイメージが出てくる。
 「ほたる したら つた」でもおもろいなーと思う。蔦が蛍してる。そういう風に変えてく。
 ・かたるがたるぼたる→これは面白い。
 かたるもがたるも似てるから、違ったらもっと面白いんだけどね。
 ・かるたるがるたるほたる→ここまで来たら、「かるたるがるたるほた」
 というように切っちゃったりして変えていく。

 自分自身にどうしたら刺激になるか。ポエムは一言で言ったら“刺激”。花火。
 一瞬でわーきれい!となってその後消えちゃう。
 いっぱい書いた中でどれが一番刺激を受けたか?
 人にはキチガイと言われる。でも自分は違うのよ。

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