前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

2010.6

1006 269

来空夏のイベント「合唱するポエムと尺八」
是非ご参加下さい!!!(当日参加OK)
第二回は、7月20日(火)19:00-20:30 尾崎放哉編
武蔵小金井の喫茶フロンティアにて。
詳細→
 
http://pirkashow.blog63.fc2.com/blog-entry-158.html

次回のリトルポエム
7月18日(日)14:00?17:00
都営小金井前原三丁目アパート集会室
地図→ 
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E5%B8%82%E5%89%8D%E5%8E%9F%E7%94%BA3-7-7&rlz=1R2GGLL_ja&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E5%B8%82%E5%89%8D%E5%8E%9F%E7%94%BA%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%97&gl=jp&ei=KNE6TPmTD8qTkAXEoZjKAw&sa=X&oi=geocode_result&ct=image&resnum=1&ved=0CBcQ8gEwAA

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子どもは言葉で積み木して楽しんでる。
俳人たちは人が積み立てたもの積み直してるだけ。

●6月の作品来空評(2010年6月12日)

○題:キツツキ(開催場所で、キツツキが木に穴を開けていました!)


・きつつきつつくっつきつつき <回文> (歩奥)

 素直に面白さが出てきてる、初心者の良さ。言葉の良さ。
 生きて喜んでる部分。


・振り回し 回されるんごめん  (歩奥)

 非常に素直なところがあって人を打つ。
 前句同様、うぶな魂が震えてる。


・のみそおかしなてん  (歩奥)

 脳味噌な“空”の天。切り開かれて全体が見える。
 若い人がわけわからなくてそこまで行っちゃう言葉の質。
 「のみそはおかしな天だ」なんて俺の年で言ったらそれはそれですごいんだけど、
 若い人が言うと どこがどうなっちゃったんだろう?怖いもの含みすぎてる、ギョッとする。
 句としてはものすごい。天才でも書けないようなところある。
 俺の出所ない、僕が書きたい詩。
 五年後に出してもいい、“キチガイみたいな五年間だったな?”って。おーこわ!


・キツツキキススキつつきあい  (ナータロ)

 「キツツキススキ」にしちゃった方が面白い。
 キス好きだ、と読んでる方が感じるように。


・キツツキうがつロボトミーのずがいこつ  (ナータロ)

 「キツツキうがつずがいこつ」がすごくいい。「うがつ」が効いてる。
 二句とも面白みがある。
 「キツツキうがつロボトミー」だけでも面白い。
 「キツツキ」の題から頭蓋骨が出てくるなんて!


・きりこめきつつきつつく  (桂久爾)

 「きりこめ」が非常に効いてる部分あって、俺が文体に慣れてるせいかもしれんけど。
 キレイにすぱっときれてる、上手です。


・まんげつきつつきな  (桂久爾)

 これは面白いよ、「まんげつ」がいいよ?
 なんのこっちゃわからんでいながら「お?そうか!」と、
 なんでもいいわ まんげつが浮かんでくる。
 穴まで出てくる。まんが満ち足りてる、そこまで行っちゃって笑っちゃう。
 技巧もなんにもなくてかわいいな?。
 こんな句が読めたらおれ生きててよかった、と思うな。


・きつつきかぜまるまるしてる  (桂久爾)

 これもスナオ。
 今日の素直な人たち、時間が経つとこういう風に上手になる。
 風もそこまで言やまんまるや。


・めとおくおとめ <回文> (豆丹)

 えー?というところもあってそういうことか!というところも出てくる。
 今の詩人が忘れちゃってる部分。いいなあ。
 遠くの方に何があったんだろうな。
 眼の奥に乙女があるイメージも広がるし。音(おん)として響いていく。


・ミリキの眼トメの切り身 <回文> (豆丹)

 うわ?力だな?言葉のすごさ。
 もう少し整理して。


・すぐねむひのひむねぐす <回文> (豆丹)

 オレ流にもいろいろ出てきてごっつ面白い。
 「むねぐす」すごい言葉なんだよね。持ってる力そのもの。
 人間そのもの。もっとびっくりする作品になると思う。


・つつつつき穴  (豆丹)

 いろんな読み方あるんだけれども今までは意味解さなかった。
 「つき穴」と来て笑っちゃう。ショックがあることが面白い。笑わせてやったら大成功と思う。


・トト鳥筒き鳥ととと <回文> 来空

・遠いなら的まらない音 <回文> 来空

 俺もう耳が遠くて声・音が聞えない。
 まとまらない音だ。聞こえないけど聞こえてる。


・トトト、啄木鳥と父(トト) <回文> 来空

 60年もキチガイのようにものを書いてきて、トドのつまりは皆さんに還ってる。

・あな、きつつきいない  (密壱)

 穴とキツツキだけで句を作ろうとずっとやってるんだけど、これはんまいな?
 人生的。日本語である。短い。そこに穴だけがある。
 天才!まいったよこりゃ。やっぱり密壱くん、
 俺が教えてきたことそのまままっすぐ。


・またチチくさくって  (密壱)

 お父さんもあるだろうしおっぱいもあるだろうし。
 あそこまで行った時に“くさくって”そりゃそうだよな?俺もくさいよ。
 なんにも言われなくて 全部言っちゃって まるっぽ言ってなくて。


・靴ないな、無ならし  (密壱)

 これも非常にうまいんだけれど、「靴」をカタカナにしたり「無」を「な」か「ナ」にして
 もっとわからんようにした方が面白い。ぼけることによって論理を消す。
 これも悪い句じゃない。


・しりすぎ、それ我なにさ。  (密壱)

 これも「が」にした方は○。
 エッチなところまで含んでくる。


・いけよ、しいけよ。  (密壱)


 「し」・・・死。「しい」・・・強い、強い「行け」。
 もう俺いらんよ。


・バラつき じけつきつつき  (狸人)

 これもやっぱりおもろい。「じけつき」っていうのは面白いね?
 「バラつき」の後に間(空間)がとれてる。
 「バラ」と「自決」と「キツツキ」、俺なら絶対に一緒にしない、
 それを平等にくっつけるところがすごい。
 いろんな切り方、間の取り方ができて全体が面白い。

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。