前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

2009.11

RIMG0345.jpg

12月はお休みでした。
次回は武蔵小金井の都営前原三丁目アパートの集会所にて1/24(日)12-15時です。
問い合わせ:pirkax09@gmail.com

●11月の作品 来空評(2009年11月15日)

・めくらこい ひとで  (密壱)

 読んだ瞬間にぐぁっとくる。
 めくら呼んでる人もいて。
 めくら恋人、恋は盲目“あばたもえくぼ”。
 めくら自分みたいのもあってね。
 日本語は一語一意味ではない。


・しないでひとでなし  (密壱)

 「で」を「び(美)」に変えて。
 「しないび」・・・竹刀の美しさ。もしくは“やらない美”。
 竹刀で戦うのをやらない、とかね。
 そういうことが人であるか人でないかを決める。
 そういう論理的なところまで引っ張っちゃう。


・<回文>掌(て)問ひ始めしは海盤車(ひとで)  (来空)

・<回文>掌(てのひら)と人間(ひと)ら日の出  (来空)

・産後空ラカラ(からから)で鬼ヒトデ  (来空)

 すごいと言えばすごい句だよね、現実の否定。
 サンゴを空っぽにしていくのはヒトデ。
 人間もこうなっちゃうのよ、というようなね。


・<回文>米なんさん辛さん舐めこ  (来空)

・ひとですずめててふてふ八指(はっし)  (桂久爾)

 「すずめて」っていいねえ?
 ひとで、すずめが出て来るところが面白い。
 雀は進んでんだよ文字通り。濁点はあってもなくても関係ないのよ。
 「八指」はいらない。断固いらんよこんなもん。
 はっしははっしで別のイメージ。別の句作れ。


・なしのつぶてでつまづくひとで  (桂久爾)

 つまらんつぶてでつまづく人もいるわけで、
 人間のつぶてなんてないようなもんなのよ。
 目が光ってるか光ってないかで生きてるか生きてないか判断してる。


・くれないの?もみじてふ  (桂久爾)

 くれないの=紅の。紅葉してるもみじ。
 もみじにちょうちょがあるのか、いつもうまい人だこの人。


・ひとでなし!きらぼし おでん  (桂久爾)

 「きらぼし おん」か「きらぼし でん」に。
 言葉っていうのは自分がびっくりするまで変われ!
 ぼくはでんの方が好きだけど。
 スターの中には人真似で、表現は何も伝わってこない人がいっぱいいる。
 人々を導き世界を導いたことはないよ、彼ら。
 どうやって世界を見ていくか、答えていない。
 穴にボールを入れるなんて人間なら、男なら当然考えてる。
 それがうまいのなんのなんてどうでもいい。


・さざんかにして やまかがしょ  (桂久爾)

 と、言っただけで前の詩が移っていって
 僕の場合、生き物の山ができる。


・<回文>ひとでと ひとでとび  (ぽくりょい)

 どう読んでもいいや。
 ひとで海盤車がとびとびにあるのも面白いな。
 複雑怪奇にするのも構わないの。
 社会の構造なんてそんなもんよ。


・<回文>人ですか 素で問ひ  (ぽくりょい)

 これは素直なところある。
 お前は特別に素直なんだな?


・<回文>☆(ひとで)と○(ひ)  (ぽくりょい)

 星空と太陽。ひとで、まるで、あっちがペケだとか。
 これを作品として発表することが今までにない。面白い。


・<回文>人で無し名で問ひ  (浩)

・つぶれたヒトデが顔の上  (浩)

 “つぶれたヒトデ”なだけで顔の上だわ。
 人間より上だわ。「顔の上」は説明くさい。
 取っちゃえ??。絶対いらない。
 「つぶれたヒトデ」だけで面白い。傑作だよこの句。
 ヒトデがサンゴを次々つぶしていってるよね、その関係が。


・<回文>ヒトラデ等問ひ  (浩)

 この句なんかみんなひらがなで書け。「ひとらでらとひ」。
 ヒトラーが寺問う。人等(ヒトラー)人間が等しく。

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。