前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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2009.8

0908 006

●今後の「リトルポエム」ご案内

【9月】9月19日(土)14:00-17:00
場所:NPO法人カッセKOGANEI(小金井市民起業サポートセンター)シャトー小金井1階
小金井市本町6?5?3 tel&fax:042-381-1139
http://homepage2.nifty.com/kacce/link/access.html

【10月】10月17日(土)14:00-17:00
場所:NPO法人カッセKOGANEI(小金井市民起業サポートセンター)シャトー小金井1階
小金井市本町6?5?3 tel&fax:042-381-1139
http://homepage2.nifty.com/kacce/link/access.html

講師:来空
受講料:会場費実費(300円)

ご参加お待ちしています!

お申し込みはこちらから!↓
http://koganei-cs.cocolog-nifty.com/blog/cat35509359/index.html

当日飛び入り参加も大歓迎。

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8月8日

いい句には、頭のてっぺんから足の先まで
バーーーンとしびれちゃうのよ。
生命力の問題なんだ。


●8月の作品 来空評

・またたきいきたタマ <回文> (うるか)

 ひらがな、カタカナの関係が非常に面白い。
 「またたきいきた」なんて面白い。そうだよタマいつまでも生きてんだよ。
 生きたタマがまたたいてることだけでもすごいよね?いい句だよ。
 回文にできるということは作者がそこまで言葉とかかわってるということ。
 僕なんかは「まただ、キーきたタマ」でもいい。
 滝でもある。言葉がくっつきながらもいろんなイミをもってる。


・理くつみつタマまた罪つくり <回文> (うるか)

 理論的に走ってるとこが弱さ。
 一句目は「哲学がわかってこれがわかる」というものだった。


・癒やし毒 たま蝕  (うるか)

 「毒たま蝕よしまたぐと」や「くどしやいやしどく」で回文にしてもいい。
 「癒やし毒」だと意味が変わってくる、分散する。
 それにしてもうるかさんは相変わらずうまいわ。


・身刹那真夏蝉 <回文> (うるか)

 この場合ひらがなだけの方が効果がある。
 ひらがなにすれば無条件に賛成。
 漢字だとうるかさんの持ってる優しさが消えてしまうところがある。
 漢字は漢字でびっくりするような世界にもなるけれど。


・溜息ハンカチ痴漢破棄秘メタ <回文> (波丸鴨)

 回文として論理が成功していて面白い。
 論理しかないと同時に面白さは減る。


・糞河童亜細亜発火族 <回文> (波丸鴨)

 これも面白いな?。理屈があるけど踊ってる。
 表現として出て来る。族と河童との関係、わらべうた、原始的な面白さ。
 詩歌の叙情的なものに関わってる。


・帰省馬鹿ドモ鴨ト河移籍 <回文> (波丸鴨)

 風景的に、叙情的に書いてる。批評として書いてる。
 「ドモ鴨ト」を取ると詩歌。情緒→批評の関係が強めてる。
 しかし三句ともできてるわな。言うことないわ。
 現実を貫く、というようなものがあって、・・・というのは僕の哲学あっての解釈。
 僕の哲学というのは「魑魅魍魎」。うるかの一句目、まさにこれなのよ。


・とびねこそこねびと <回文> (来空)

・泣いた木そこ そぎたいな <回文> (来空)

・♂♀(やり)ならぶ ぷらなりや <回文> (来空)

 おれの前、みんなやりまくってんのよ。

・八百神(やおよろず)地球(もうりょう)大学  (来空)

・太陽よ ただただよう 宵だ <回文> (ぽくりょい)

 批評しようがない、何も言うことない。キレイです。
 「太陽が宵だ」というのは今まで言った人いないよ。
 前回の流れでどんなのがくるかと思ったらいじらしい。素直。


・子。まなこがシカゴなマコ <回文> (ぽくりょい)

 気持ちがすーっと入ってるから批評すべきでないんだけど。
 元の句:ニコ。まなこがシカゴな魔子に


・くもたちとり、わたしたち  (桂久爾)

 言葉が動き出してる面白さ、「とり」が面白い。
 わけわからなくしてるのはやっぱ面白い。
 「たち」が「くも」にかかってくる。やはりこの人である。
 「わた」も面白い。渡し、綿、になる。
 カンマにこだわってきたのは、散文としても使うが、
 詩に使う時、「とり、」=「とりは」になる。
 本当はつなぎたいんだ、という気持ち。
 雲たちのように、鳥たちのように立つのだ。
 もしくは鳥も雲のように立ってる。


・ごぞうろっぷでらっぷる銀河   (桂久爾)

 「銀河」があると面白さ消えていく。
 僕なら「ごぞうろっぷで銀河(らっぷる)」。気持ち悪い。僕は大好き。
 刀の切り口の音。「ごぞうろっぷでらっぷる!」グサーー!


・たいまたいまつしらはぎあばら   (桂久爾)

 大麻、鯛又、鯛股、今、松、松明
 萩あ、薔薇。剥ぎ。
 「しら」はちょっと平凡。取りたい。
 大麻・萩・薔薇が出て来る面白さ。
 文字の仏像ゆーかイメージの仏体ゆーか。
 しらはぎ?と来たところは情緒的。
 「たいまたいまつ剥ぎ、あ、薔薇」にすると現代が出て来る。
 言いたいことが立体化してる。論争できて面白い。

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