前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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詩の教室 四・五・六月

日本詩歌の世界をあらためて考えよう。「世界で一番短い詩がある日本の不思議 三回シリーズ」
?日本語の世界   4月9日(水)18:30?20:30 
?日本語のリズム  5月14日(水)18:30?20:30 
?日本詩歌の文体 6月11日(水)18:30?20:30
場所:小金井市前原暫定集会施設
講師:来空
参加費:無料

ご参加お待ちしています!

お申し込みはこちらから!↓
(「詩の教室」のところまでスクロールしてください。)
http://www.koganei-cs.org/culture.html
当日飛び入り参加も大歓迎。

地図
http://www.koganei-cs.org/map.html


2月に行われた詩の教室の作品を一部ご紹介します。


○題:こども

・こちゃわっちかっかぶう (来空)

・こ、こいこんで子おいぬ (来空)

・てんこい音おいこんで<回文> (来空)

・ボク コドモだドん! (まおらむど)

・コド!モンスタ! (まおらむど)

・ふよふよしゃんしゃんおふねだね (桂久爾)

・まるまんまるでまるまって (桂久爾)

・とりだすこどもべになばな (桂久爾)

・尺三おんしめんくら (Y・F)

・はねてまるまって 子 (みき)

・しろくする しろくするこども (ひづる)



○題:雪、春の雪

・ゆきもてはるをあっとまいて (来空)

・生きとらんはるをつくっちゃならん (来空)

・はるの雪∴∵さくらん∵∴ (まおらむど)

・ゆきんコジロー つばめ返し (まおらむど)

・ややこここんこんゆきゆき (桂久爾)

・鈴 雪 ねむや やどおるこ (桂久爾)

・ゆきやみねるははるや (桂久爾)

・よいころもこのこうよう (Y・F)

・春雪花ころも (Y・F)

・雪はコンコンとシワブイてみせる (浩)

・うでむねぬくぬく (みき)

・寒さで顔が雪! (みき)

・しらゆきゆらし<回文> (ひづる)

・こ、こんちは!春はパチンココ<回文> (ひづる)



○無題

・美!ヘコタレタ小蛇 (来空)

・動いているあとせっせと歩いて行こう (来空)

・タコ、ホコ、カイ。ワセダ! (来空)

・こぶくろが抱きしめた空が飛んでる (来空)

・白魚水に溶けている (浩)

・風の紳士、足音も無く移動する (浩)

・かみ巣立ったへだったすみか<回文>(ひづる)



中村烏堂の「原始日本語」について。

言語学が小児音を取り上げなかったのは問題である。
小児音は小児自身が発する音、意味はなく、文化音の規範を受けない。また元始一音は絶対音(霊・神語ともいいかえられる)。

これを踏まえ来空は、本来ことばの一音一音に意味はなく、時代時代で定着したものが言葉の意味となって積み上げられてきていると話す。あるマジシャンが水の上に紙を張りその上を歩いてみせた。次の人は教えられたとおりその上を歩き始めたが、沈んでしまった。これを見て以下のことを示唆した。水の下には先人の実績がつみあげられてきている。一度その中に沈んでしまうとあたらしいものを感じられなくなる。極言すれば先人の歩いた後はだめ、沈んでしまってはだめ。水の上に浮いている軽いことば、一音一音を、自分の感性で取り込み、組み合わせ、文体化していく。水面すれすれで、いわば伝統、習慣、常識と葛藤しつつ、新しい空気を吸い込んでいままでなかったことばの輝きを創り出す。ことばが時代とともに新鮮に目覚める感覚を知る。このすれすれのところでする作業がわれわれの目指すところといえる。
まずなににもとらわれないところから、自分が感じるところから始めてください。

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