前頭芋

詩人・来空(らいくう)による、リトル・ポエムの世界

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詩の教室 二月・三月

080123 005


2月16日(土)15:00?17:00
3月15日(土)14:00?16:00
場所:小金井市前原暫定集会施設
講師:来空(写真)
参加費:無料

一緒に短詩を作りましょう。ご参加お待ちしています!

お申し込みはこちらから!↓
(「詩の教室」のところまでスクロールしてください。)
http://www.koganei-cs.org/culture.html
当日飛び入り参加も大歓迎。

地図
http://www.koganei-cs.org/map.html


1月に行われた詩の教室の作品を一部ご紹介します。
お互いに刺激を受けつつも、和気藹々とした雰囲気でした。

○題:寒い・寒さ・寒気・寒

・夜、笑みも水洟(みずばな)はずみも見えるよ<回文>(来空)

・わんこ片足あげて湯気あたたかし(利昭)

・閉めきったはづなのにかたかたかた(利昭)

・さむさむしして氷を渡るあしうら(利昭)

・ATMむけばたまげる氷菓子かも(利昭)

・風が吹くと息ができません(和代)

・夜は青い光が映える冬(和代)

・ふゆになる空のひとびと(桂久爾)

・げんきなかんきめざめてつらら(桂久爾)

・逆立ってアンテナ(ひづる)

・きてきてきてはいて(ひづる)

・ふるえて骨が別のものになる(ひづる)

・寒の波がどうしてももたらす保守主義(浩)

・さえざえと寒が頭に入ってくる(浩)

○題:正月

・ラカン!マゴハゴマンカラ<回文> (来空)

・あけましたよはめでたいか(利昭)

・しんとあたたかい日本(和代)

・ダダダダららら正月さんにあいたくて(桂久爾)

・おんどりかんらかんらから正月(Y・F)

・さわやか柔さ<回文>(ひづる)

・正月は聖月―俗と聖(ひじり)が入り混じる(浩)

○その他

・漕出て母子(ははこ)は派手で行こ<回文>(来空)

・恋讃えた太鼓<回文>(来空)

・マジでへど経て日本(しま)<回文>(Y・F)

・まんおくよ死色(しろ)にいきろよ(Y・F)

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初雷のごろごろと二度鳴りしかな

M34

年初めに落ちた雷がごろごろ二度鳴ってるぜ。
というのは、散文的にもそのままとなるといえよう。
実はこのような表現も、あたらしい時代をむかえた時、その散文を書いたことが新鮮さを抱き込む手法でもあった経緯。
虚子が「現今の俳句界」(M36)の碧梧桐批判で、以降も有効に働いたものは、

「おとなしく、底光りのする句が乏しい。単純なる事棒の如き句、重々しき事石の如き句、無意味なる事水の如き句、ボーとした句、ヌーッとした句、ふぬけた句、まぬけた句を渇望する。」

とした指摘だ。虚子にそうした試みがあったわけではない。
詩的に現実的で、常に創造的であろうとした碧梧桐が実践の中で体験せざるをえないものであったのだ。
時代の新しい「俗」をむかえる必然が碧梧桐には生じていたのである。

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